年収300万以下から500万以上へ這い上がる確実な道

今回は年収300万以下の20代、学歴レールを外れてしまった方、自分は社会の底辺にいると思っている方が今から年収を上げていく方法をお伝えします。
王道の流れにはなりますがこれを実践すると高確率で年代別平均年収を超えることが可能です。
よくある人生一発逆転ものではなく地味で確実なものです。

①20代後半までに専門とする職種を決める。
とにかくこれが年収を上げていく一番の近道です。
例:人事採用・人事労務、会計・経理のスペシャリスト等
自分に向いていると思う職種を早い段階で見極めることができると理想です。
早ければ早いほど良いので、学生の頃からインターンやアルバイト等で色々経験し、自身に向いている、あるいは向いていない職種を絞り込めていると尚良いです。
しかしキャリア形成には時間がかかるものなので、どこかのタイミングで妥協する覚悟も必要です。
※その職種で経験を積むとどれくらいの年収になるのか、求人を見てイメージしておくのも良いです。
例えばその職種で年収600万の求人があった場合、どういった経験が必須になっているかを見ておくと、今後自分がこの職でどういう経験を積んでいけば良いかを逆算できるようになります。

②自身の専門とする領域を決めたあとは現職の昇給率を踏まえて転職か在籍かを検討する。
以前の記事【昇給率から未来の年収を逆算する】を参考にして下さい。

A:転職する場合
自身が専門とすると決めた職種で転職先を探します。
職種を優先するので業種にはあまり拘らなくて良いです。
その時の自身の経験レベルにもよりますが、リーダー候補や幹部候補等、後々役職がつきマネジメント経験が得られそうなところだと尚良いです。
※30代~40代の転職の際にはマネジメント経験が重視されるようになるため
注意点としては無職状態で転職活動をすることにならないよう転職前に現職を辞めないことと、希望年収は自信を持って現職以上とすることです。

B:現職を続ける場合
専門とすると決めた職種であり現職の昇給率も良い場合、現職を続けるのも良いです。
注意点として特に大企業で良くあることなのですが、専門領域を細分化しすぎて他社ではあまり活かせないスキルしか身につかないことなどがありますので、そちらは回避します。
例①:人事の雇用保険担当として月間100名近い雇用保険の加入脱退手続きを行ってきたが雇用保険以外のことは担当が違うため分からない
例②:経理の仕分け担当として全ての仕分けを行っていたが、それ以外の経理業務は担当が違うため分からない

大事なのは現職でしか働けない人になるのではなく、どこでもやれる人になることです。
そのためにはどうすべきかというと、これでいくと決めた職種の一連の流れを全て知ることです。
例①で出した人事でいうと、社会保険全体の流れを知り、それに関わる給与計算等も知っておくことです。
業務が細分化しすぎている場合等は自身の業務範囲を広げるために担当替えを提案してみるのも良いです。
業務範囲の幅を広げたいと相談された上司も嫌な顔はしないでしょうし、様々な業務を経験することで別担当の急な欠勤の代理をこなすことも可能になります。
どこでもやれる人になるためにやったことが結果的に現職での評価を上げることになる可能性が十分あるのです。

現職で昇格・精進の可能性があれば尚良いですし、人間関係も悪くなければ転職をする必要もないのですが、いつ何が起きるかは誰にも分かりません。
経営方針が変わることもあれば、上司が変わることもあるでしょうし、上司が変われば職場の雰囲気が変わることもあるでしょう。
どこでもやれる人になっていれば、それらは逃げ出す理由ではなく、転職を考えるきっかけになってくれるはずです。

まとめ
とにもかくにも自分の道を決めてひたすら進み、どこでもやれる人になることです。
一発逆転のようにはいきません。
長く地味な道のりにはなりますが、続けていけば誰でも確実に年収を上げていくことが可能です。
もし自分に学歴や職歴が足りないと思っているなら、今からキャリアを作り上げていきましょう。


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